2008年07月09日
くいしんぼうのあおむしくん

絵本には、シュールと言うか、示唆的と言うか、子供はこれを読んでどう感じるのか、さっぱり分からないものがある。
この「くいしんぼうのあおむしくん」は、通信販売のカタログに載っていた表紙画で息子の心をがっちり捕らえ、無理を押して買った本。
本って言うか、一般に販売されてない宅配形式の冊子です。
Amazonにあるかどうかも…。
そして、物語がまたすごいのだ。
文字通り「くいしんぼうのあおむしくん」が食べまくるんだけど、お菓子を食べおもちゃを食べゴミを食べ町を食べ山を食べ…最後には全世界を食べてしまう。
あおむしくんの飼い主である、まさおくんは世界で一人ぼっちになってしまう。
「ひどいやひどいや」と嘆き哀しむまさおくんに、あおむしくんは
「ごめんね。まさおくん。ともだちになれてうれしかった。でも、ぼく、まさおくんもたべてしまったほうがよかったんだ」
と、まさおくんを食べてしまう。
あおむしくんのお腹の中には、元の街があり、青空はあおむしくんのお腹の中の色でした…。
1975年発行の絵本です。
夢オチ?
SF?
文明への警鐘?
ホラー?
「ごめんねごめんね」
と言いながら、食いつくして行くあおむしくん。
こわっ!と思うんだけど、息子は吸い寄せられています。
30年以上前から、たくさんの子供が吸い寄せられているのでしょう。
この空は、あおむしくんのお腹の中?
………………それなら、その方が、平和なのかもしれない。
なんてことも思ったりして。
情緒的に不安定かもしれないですが、考え過ぎてるワケじゃないですよぉ。
考えてはないもん。
ただ、化学変化を起こしてる感じなだけです。
自分の心の座り心地のいい位置を見つけようとしてる感じ。
きっと誰にだって、そんな時はあるんだと思います。
それに真っ向勝負してるの。
青春だ(笑)
ごくせんよりルーキーズより、青春だよ!
応援クリックお願いします




理由なんてはっきりはしないのですけれども。
絵本はベタだけど
どろんこハリーが好き。
これもちょっとシュールな本だけど。