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読書感想まとめアゲ

子どもの貧困―子ども時代のしあわせ平等のために


「格差」は相対の問題だが「貧困」は絶対の問題。
別の次元の話だと思っている。
何の選択肢も持てない「子どもの貧困」は、社会がもっと考えなければならないこと。
子どもが貧困な国は、国民全員が貧困な国になる。
これは「格差」の問題じゃない。「貧困」の問題だ。
・・・・・・・・にしても、この本自体は、福祉現場のレポート中心で、データとしての偏り(レポーターの見方の偏り)があり、しかも読みにくい。
残念。


漱石母に愛されなかった子 (岩波新書 新赤版 1129)



夏目漱石は、一生読み続ける作家だと決まっている。
生涯に渡る作品のすべてを「母に愛されなかった子」としての自我と向き合う漱石の足跡として捉えた批評本。
作者の漱石への気合が熱い。


北村薫の創作表現講義―あなたを読む、わたしを書く (新潮選書)



北村薫の小説は正直言って好きではない。
彼が伝えようとしているところが全然地に足が着いてないように感じるからだ。
でも、「小説の書き方」をテーマとした大学での授業の記録である本書は、掛け値なく価値があると思う。
マンガから写真集、万葉集まで出てくるので、本読みにとっては全然つらくないが、万が一、途中がつらくなっても最後まで読むことをオススメする。
最後にとんでもない隠し玉が用意されていて、「表現」の魂に触れたようで手が震える。



私の中では、この3冊はセットです。
言うならば「自我意識セット」
自我意識の守・破・離が勢ぞろいです。




図書館戦争


今はこれです。
以下、図書館内乱
図書館危機
図書館革命
別冊図書館戦争 1 (1)


ライトノベルのお子ちゃまラブコメですが、内容は本気のメディア論です。
描いていることが、現在進行形の言論統制であることを、どれだけの人が知っているか。

キャラがジュブナイルでもいけてるので分かりにくいですが、自我闘争もきっちり盛り込まれています。
特に柴崎の自我闘争は、本気で向かい合うと深淵が見えるかもしれない。

もし誰からも注目される美人に生まれついて、しかも世俗の世渡りを身につけることができない潔癖さを持っていたら、どう生きるか?!

「なんで図書館の本を何冊も買って・・・・・」とダーリンに言われるけど、別の本なの!シリーズなの!

と言う、きっちりした感想を書かない雑感でした。
もったいなくなったら、後で書き直すかも、です。





あ、ビジネス書は


[実務入門] 「仮説」の作り方・活かし方 (実務入門)


使えます。

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コメント
1. Posted by 自由が丘のひだか    2008年07月01日 21:09
食べるように本を読んでおられますな。
私は年に1〜2冊くらいしか読まないんですが。
2. Posted by きき    2008年07月01日 23:03
まつの書評はホンットおもしろい!
図書館シリーズはまったく私のテリトリー外な気がするけど…読みたい!
3. Posted by 雪虫の伝説    2008年07月01日 23:40
貴女はお忙しい中、読書量もすごいものがありますね。
4. Posted by 南船場の男    2008年07月02日 06:03
バッテリーを児童図書で読んでいたのと同じ感覚の図書館シリーズでしょうか。

機会があれば読んでみますね。

書評って主観まるだしだけど、一番大切で
他人様に影響を与える文章だと思います。

まつさんに負けずに読みたいと思います!
5. Posted by セイコ@キモノアロハ屋    2008年07月04日 13:50
本に向かう時間って大切です。
本棚がまた足りないねえ。
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